アッセンブリーとはパーツ単体でなく、複数の部品が組み合わさって一つのパーツを構成している状態をさします。
アッセンブリー = assembly のスペルから略したASSY = アッシーとも言われます。
アッシー化することで修理の際の効率性、確実性、品質の確保というメリットがあり、バイクの構成も少しずつアッシー化しているのが現状です。
しかし、複数の部品の集合体であるため、その一つに不具合があるだけでも全てを交換せざるを得ないというデメリットもあります。
例えばキャブレーターはケースとその中身の部品とでできています。
アッセンブリーで交換となったら、どれか一つの部品が壊れた時でも、その部品だけではなくて全体で交換ということになります。
当然、交換に掛かる料金も高くなります。
今のバイクは、作業の簡略化、パーツコストをあげるためにアッシー化が進んでいるのが現状でしょう。。
またアッシー化することによりパーツのブラックボックス化もできるわけですね。
作業時間が早くなることはいいことですが、パーツ代は丸々交換となりますのでコストは当然あがるでしょう。
メーカーによってアッシーの呼び方はまちまちで、△△ASSY、△△ユニットなどがあります。