整備・メンテナンス関連 なめる(ネジの頭などを) サイズの合わないドライバーを使用したり、ドライバーを斜めにあててネジを回すとネジ山を潰してしまうことがあります。 ネジの頭である六角の部分やプラス、マイナスの溝を工具で削ってしまい変形させてしまった状態。この状態を「ネジをなめる」といいます。 原因としては、サイズの異なる工具の使用やトルク、力のかけすぎなどが挙げられま... 2021年7月16日
規格 バイク・オートバイの馬力規制 馬力とは仕事率を表す単位です。 国産メーカーは国内向けのモデルに対して自主的に馬力に限界を設け、それ以上の馬力を持つバイクを生産しないようにしました。 馬力とは仕事率を表す単位です。 1馬力は「1秒間に75㎏のものを1メートル動かす仕事率」と定義され、1psと記します。 同じ1秒間で倍の重量を1メートル動かせば2ps... 2021年7月15日
エンジン関連 パワーバンド【エンジンの最適回転数・トルクバンドとの違いは?】 パワーバンドとは、エンジンが最も効率よく力を発揮できる回転域のことです。 一般的にエンジンの最大トルク発生回転から最大馬力発生回転の間のことを指す場合が多いようです。 例えば、5000回転で最大トルク、8000回転で最高出力を発揮するエンジンなら、その間の3000回転分がパワーバンドといえるでしょう。 また可変バルブの... 2021年7月15日
免許・車検・保険・違反 限定解除(大型二輪・バイク) 今で言う大型二輪免許取得のこと。 現在は、「大型」「普通」「小型限定」となっている免許制度ですが、昔は大型免許という区分けは存在しませんでした。 二輪免許(限定解除)、中型限定、小型限定という呼び名でした。 そのため、排気量の制限を受けないようになることを「限定解除」と呼ばれ、 その時代に免許を取った人などはその呼び方... 2021年7月15日
レースやサーキット関連 ハングオン・ハングオフ ハングオン・ハングオフはバイクのライディングフォームの一つです。 コーナー進入時に腰をコーナーのイン側に落とし重心をずらすことによりバンク角を増やします。そして通常のフォームよりも速いスピードでコーナーを回る走行法です。 バイクにぶら下がっているように見えることからハングオンと呼ばれます。 1980年代、アメリカのGP... 2021年7月15日
レースやサーキット関連 スリップストリーム(バイク・原理・効果) バイクやクルマを高速走行させると、後方に乱気流が生じ気圧が低くなり、そこに別のバイクやクルマが付くと、前のバイクやクルマが後ろのマシンを引っ張る力が働き、空気抵抗も軽減されるのでエンジンパワーを抑えて走ることができます。 よくサーキットなどでスリップストリームを使って前車を抜くことがあります。 ここでちょっと疑問がわき... 2021年7月15日
レースやサーキット関連 シケイン(サーキット・必要性・レース・意味) シケイン(chicane)はモータースポーツの競技コースで、車両の速度を減速するために設置された半径の小さいカーブや小カーブが連続する状態をいいます。 長い直線コースで猛スピードを出して走っていたのがシケインの直前で急激な減速をせざるをえません。 もう一つのシケインの目的は、こうした減速ポイントを設けることで危険な速度... 2021年7月15日
フレーム・足回り関連 ラジアルタイヤ(バイク用) 強度材が放射線状に組まれた構造をしているタイヤのこと。 カーカスを構成するコードが、トレッドの中心線に対して直角、すなわち円の中心点から放射状(ラジアル)に配列されているタイヤのこと 形状変化が小さいので、路面に対するグリップ力が強く、コーナーリング時の安定性が良いなどの特徴があります。 ラジアルタイヤの具体的な構造は... 2021年7月14日
レースやサーキット関連 逆バンク(サーキット・公道・コーナー) 通常、道路やレースコースでは、コーナーのイン側よりアウト側が高く傾斜がついています。 これをバンクと呼びます。 一方、コーナーの半径の割に、その傾斜が少ない、傾きが逆、あるいはフラットなものを逆バンクといいます。 一般道は排水のために左右の路肩が低くなっています。 左コーナーの場合はいいですが、右コーナーを走るときにま... 2021年7月14日
エンジン関連 パラレルツイン 並列2気筒のことで、シリンダーが平行に並んでいるタイプのエンジンをさします。 直列2気筒横置きエンジンのことをさします。 VツインやLツインでは進行方向に対して縦1列に並んでいるシリンダーが横に(左右に)2つ並んでいます。 バイク自体の横幅が広くなってしまうことが欠点として挙げられるでしょう。 逆に、Vツインなどよりは... 2021年7月14日
エンジン関連 ノッキング(エンジン) 異常燃焼によりエンジンから異常音や振動が発生する状態をいいます。 異常燃焼の原因としては混合気が薄すぎる、スパークプラグの点火タイミングが早すぎる、高すぎる圧縮比、燃料のアンチノック性などが考えられます。 正常であれば燃焼室内の混合気がスパークプラグの火種で燃焼します。 しかし燃焼を続けるうちシリンダー内の燃焼ガスが膨... 2021年7月14日
フレーム・足回り関連 ドラムブレーキ(バイク用 メリット・デメリット) ドラムブレーキはホイールと一体になって回転しているブレーキドラムの中に、回転しないライニングと呼ばれる摩擦材を貼ったを貼り付けたブレーキ・シューとよばれるものがあり、ブレーキを握るとそのシューが広がってドラムを内側から押し回転を制動します。... 2021年7月14日
ライディング関連 トラクション バイクにおける「トラクション」とはリヤタイヤが地面を蹴って車体を前に進ませようとする力。 オートバイが速く走るためには常に安定したトラクションが必要になります。 この場合のトラクションをかけると言うことは、コーナリングからの立ち上がりということになるでしょう。 ブレーキングからバイクをバンクさせて、コーナーに侵入します... 2021年7月14日
フレーム・足回り関連 倒立フォーク フロントフォークアウターチューブがフレーム側にあり、インナーチューブがホイール側にセットされたフロント構造のフォーク。 通常のバイクのフロントフォークはフロントフォークアウターチューブが下になりその中をインナーチューブが出たり入ったりしてショックを吸収するが、その上下が逆になった形状のフロントフォークです。 アップサイ... 2021年7月13日
エンジン関連 チャンバー(2ストロークエンジン・2スト) 2ストロークエンジンのバイクに見られる中央部が膨らんだ形状のエキゾートパイプ。 この膨らんだ部分をチャンバーといいます。 いっしょくたにマフラーと呼んでしまいそうですが、実はとても重要な固有の機能を果たしているのです。 これは排気効率をよくして、エンジンの性能を引き出すために作り出された形状なのです。 そもそもチャンバ... 2021年7月13日