バイク用ナックルガード・ハンドガードのオススメをチェックしてみよう。だんだん寒くなってくると、手元がかじかんでくる。ハンドルカバーなるものを着けると最強に手元は温かいが、マジでかっこ悪い。
そこで、ハンドルカバーほどではないが、レバーの前に大きめのガードとなるナックルガード・ハンドガードはどうだろう。
これであれば、カラーはスモークやクリアなどの色もあり、またハンドル自体を覆うわけではないので、レバー操作性も損なわれることはない。
汎用のガードがほとんどなので、値段もかなり安い。この冬手元を少しでも暖かくしたいあなたはちょっとチェックしてみてはどうだろう。
この記事に書いてあるコト
ナックルガードとは
出典:アマゾン
ナックルガードとはバイクのハンドルやレバーブラケットのミラー部などに共締めをして取り付けることができるハンドガードです。
ナックルガードはハンドルカバーなどと間違えやすいこともありますが、まったくの別物です。
冬場の手元防寒という意味では手をすべて覆ってしまうハンドルカバーのほうが断然防寒できます。しかしナックルガードは防寒部分では劣っていますが、取り付けるだけでたくさんのメリットがあります。
それらをチェックしてナックルガードを見ていきましょう。
ナックルガードのメリット
ナックルガードを取り付けると色々なメリットがあります。それぞれ見ていきましょう。
防寒・防風効果がある
ナックルガードはハンドルグリップの全面直前に取り付けられるためバイクでの走行中の風を遮ることができます。
風の巻き込みはありますが、走行風が直接手に当たらないことから冬の防風による防寒対策としてはかなり有効。ウィンターグローブや電熱グローブなどと併用するとさらに手は暖かくなるでしょう。
ナックルガードも手元の飛び石などを守るような小さいものから手の上部を覆うような大きいカバーのガードまで多数あります。
防寒という観点から見るとガードが大きい方が断然寒さ対策としては効果が高いです。
オフロードなどの飛び石を防ぐ
ナックルガードは元はオフロードバイク系のパーツでした。オフロードを走っている時の先行車両からの飛び石やロードサイドにある枝葉から手を守るために取り付けられていました。
また雨天の路面泥から手を守ることにも有効です。
オフロード走行を複数人で走ったり雨天のエンデューロレースなどを走ったりするとナックルガードの恩恵に預かれるでしょう。
ハンドルカバーよりも操作性がいい
出典:アマゾン
ナックルガードはハンドルカバーよりも防寒性で劣ります。ハンドルカバーは名前のように手全体をカバーできるような構造になっていますので防寒は絶大です。
しかし、この形状だとどうしてもハンドルに手をいれにくいことがデメリットです。その点ナックルガードは手がカバーされていないのでガードがない状態と同じ状態です。
操作性や信号待ちなどで手をグリップに添える時の利便性は断然ナックルガードが扱いやすいでしょう。
ナックルガードのデメリット
ナックルガードを取り付けた時のデメリットは特にありません。あえて上げるとすれば以下になります。
- コストがかかる
- 専用パーツとして無い
- 取り付けが面倒
- かっこよくない
ナックルガードをパーツとして購入をするので当然コストがかかります。
そしてなんといってもナックルガードのデメリットはバイク車両それぞれの専用がほぼ無いため、取り付けが面倒です。
そもそもレバーホルダーの位置がバイクによって違いますので、汎用製品を使うと取り付けがうまくあわないことが多々あります。
取り付け位置が左右違う場合、正面から見るとナックルガードの位置がバラバラになります。またガードの大きなナックルガードは冬の新聞配達カブのようで本当に格好が悪いと思います。
オススメナックルガード5選!
ナックルガードは基本的にバックミラーの根本と共締めする取り付け方が多い。また車種ごとの専用ナックルガードはほぼ無い。
そのため自分のバイクにナックルガードが取り付けられるかは、多少賭けになる。人気車種であればアマゾンなどのレビューで車種などを合わせて確認すればよいだろう。
キタコのナックルガードはハンドルバーに取り付けるステーがあるので、こちらは自由度が高いのではないかと思う。それでは見ていこう。
フジラボ ナックルガード スモークバイザー
出典:アマゾン
- 安心して手が隠れるビッグサイズで、防寒・風よけ、石などからガード、雨避け(水でハンドルが滑らない)
- ドレスアップ効果もあり
- 横幅約18cm×高さ約10cm×奥行き約16cm
- 重量:約0.5kg(付属品を含む)
- 材料:PVCプラスチック
- 鉄アダプターの厚さ:約2.9mm
Achy JP ナックルガード スモーク
出典:アマゾン
- ほぼ全ての車種に取付可能
- シンプルスマートなデザインでどんな車種にも違和感なくマッチ
- サイズ:フリーサイズ(汎用タイプ)
- 重量:約0.5kg(付属品を含む)
- 材料:PC樹脂
- 鉄プレートの厚さ:約2.8mm
TooHR バイク 汎用 ナックルガード
出典:アマゾン
- 【サイズ】長さ:25cm;幅:11cm;取付ねじ径:8mm;取付穴径:10mm
- 材質:アクリル+メタル
- セット内容 :ハンドガード*1ペア(左右);4*取り付けブラケット(左右);1*取り付けネジ(セット)
キタコ(KITACO) ナックルカバー ブラック
出典:アマゾン
- 汎用(φ22.2ハンドル用)
- 備考:ポリプロピレン製
- 左右1セット、ステー付属
DAYTONA(デイトナ) 汎用ナックルバイザー
出典:アマゾン
- オリジナルデザインを採用した汎用ナックルバイザー
- ABS製ブラック(素材色)の左右セット
- ナックルバイザー本体と取付ステーセットは別売り
ナックルガードを購入|実際の取付例
フジラボ ナックルガードを実際に購入してバイクに取り付けをしてみた。バイクは普通のネイキッド車。
アマゾンで購入。次の日に手元に来た。
パッケージにはハンドルガード左右ペア、取付アダプターと取り付けボルト類のセットとなっている。
手前の穴がハンドルガードに取り付ける穴で、奥の3穴がバックミラーの根本などに友締めするようになる。
位置合わせをして、まずはアダプターとナックルガード本体を取り付ける。
左右できるだけ同じ位置にナックルガードを合わせバックミラー根本の取付と友締めする。
レバー操作ができるくらいレバー前にクリアランスを作る。あまりスペースを開けすぎると風の侵入が多くなるので調整をしよう。
このように普通のネイキッド車であればバックミラー部の友締めで簡単にナックルガードを取り付けることができる。
これで、冬の寒いライディングも手元を風からガードして走ることができるだろう。
汎用性の高く、また値段もかなり安いフジラボナックルガードはオススメよ!
まとめ
ナックルガードはちょっと大きめのガードが良いと思う。この大きさであれば、ちょっとした降雨でもグローブは濡れないで済むだろう。
また、かなりガード自体大きいので、手元がきっちり風から守られるのもうれしい。この価格でハンドルガードが手に入るのだからウィンターシーズンもバイクで走る方には絶対必需品と言えるだろう。
ただ、バックミラーに付ける部分はちょっとした面積がフラットとなっている。油圧ブレーキやクラッチのマスターシリンダーやリザーバータンクが干渉する場合は加工や切り取りが必要になる場合もある。そこが要チェックポイントね。