
チョイノリさんのオイル交換と初乗りファーストインプレッションしてみたい。今回チョイノリさんをヤフオクで落札をしてしまい、なんとかかんとかウチのホンダNBOXで自宅まで搬送をすることができた。
早速車から降ろして乗りたいところだが・・・やはりここはオイル交換を始めとするざっと全体を整備したいと思う。
パット見はとてもきれいなチョイノリで、出品者の方はバッテリーやガソリンホースなどを新品に交換済み、さらに専門業者にてバイクの点検もしてあるとのことなので、すんなりと乗り出しできるかと思いました。
しかし、やはり念には念を入れ、とりあえずはオイル交換を始め各部の点検をしたいと思います。
この記事に書いてあるコト
チョイノリのオイル交換
まずはなによりオイル交換をしたいと思う。このチョイノリの出品者は女性の方で、メカやどのようなオイルを使いどのように整備がされてきたかを聞くのは難しいと判断。
どんな使われ方をしてきたかわからない車両は、問答無用で新品交換が最適解と思う。
まずはちょい乗りのオイル交換をしたいと思う。
オイル注入口とドレンボルト

車両右側にオイル注入口とドレンボルトがある。赤丸がオイル注入口で、青丸がドレンボルトとなっている。
ドレンボルトは12mmサイズのレンチで取り外しができる。ネジ径は8mmでパッキンもそれになる。
オイル容量は300ml

オイル容量は300mlとなっている。
あまりの少なさに少々不安を覚える・・・・うちの発電機よりも少ないじゃないか。
チョイノリ・オイル交換の実際

まずはエンジンを掛けてちょっとひとっ走りするか、アイドリングで暖気する。エンジンを止めてオイルキャップを外す

12mmのレンチでドレンボルトを外す。

廃油受けでオイルを受け排出する。けっこう真っ黒・・・

オイルが出なくなったら車体を傾けて最後まで排出。

ドレンボルトを締める。トルクレンチを使い設定トルクは12Nm。

ドレンパッキンが入っていなかった・・・8mmのドレンパッキンをはめてボルトをトルクレンチにて既定値で締める。

オイル注入口の内部に「エの字」があります。オイル量はエの真ん中くらいにしておきます。

ガレージに昔残してあったホンダG2があったので、これを使います。

オイルジョッキに300mlいれて注入口よりオイル投入。シュガーカットの空容器とかあるとオイルが入れやすいと思う。

オイルキャップを取り付けてオイル交換完了。
タイヤチェックと空気圧チェック

フロントタイヤはかなりヒビが入っていてそろそろ交換時期かも。たぶん新車時のそのままという気もする。リアタイヤは交換して間も無いようで溝もバッチリ、ヒビもなし。

タイヤ空気圧は前輪1.5kgf/cm3、後輪1.75kgf/cm3となっている。
電動エアポンプで入れて空気圧チェック。
フロントダストシール切れ

フロントダストシールが切れている・・・
このパーツどうやら・・・単体での部品供給がなく、フロントフォークアセンブリ交換とのこと。まじか。
ネット上でモンキーのダストシールが代用できるそうなので、今度取り寄せて修理をしよう。
今回はシリコンスプレーを吹いて、きれいにして元の位置に戻すだけで対処。
その他の確認

- ナンバープレート取り付け
- チェーンオイル塗布
- プラスチック部をシリコンスプレーを吹いて磨く
- リアバスケットを取り付け
- ブレーキの遊び調整
- 灯火類のチェック
- マフラーが少々錆びているので、耐熱塗料で塗装したい
- エアクリーナーとプラグチェックは次回。
以上の作業をやって買い物がてら初走りをしてきました。
お買い物初走り・ファーストインプレッション

とりあえず整備が終わったチョイノリ。買い物に行ってこよう。あと鍵が1個しかないので合鍵も作りに行く。
近くのスーパーまで往復3kmほどの道のり。
エンジンを掛けて暖気。オイル交換をしたので、ドレンボルト周りをチェック。
ヘルメット被ってグローブしてジャケット着ていざ出発。
まずはこの社外品のバックミラーが非常に見にくい。一般的な円ミラーを買って交換をしよう。
アクセルを開けるとヒョーーンと走り出す。意外にも軽快。ヘルメットが耳部のない半キャップみたいなものなので、けっこうエンジン音や騒音が聞こえる。
途中2桁国道4車線をまたぐ交差点を通過するのだが、この轍でフロントサスのストロークの無さとリアサスなしのリジットを実感する。ただシートがかなり厚手なので、ケツへの衝撃は思ったほどひどくは感じなかった。
でもたぶん、10kmとか距離を超えるときつくなるんだろうな。スタンディングポジションが取りづらそうなので膝での衝撃吸収はやりにくい。
さらにタイヤ径が小さいので路面の振動はかなり受けるしハンドリングもそのままそれなり。
ブレーキは思ったより効くイメージだが、速度がそんなに出ていないことが影響しているのだろう。50km/hも出たらこのブレーキではプアだろうな。
スーパーまでの道のりで38km/hほどのメーター読みスピードが出た。アクセルにまだ余裕があるのでたぶん40km/h以上でそうだ。普通に力もある。2PSだけどね。
このチョイノリの走行距離は約7000kmで前期モデルということを考えると、もしかしたら前オーナーさんは対策済みのロッカーアームなどに交換しているのかもしれない。
対策前のロッカーアームだとプラ製カムに段差ができてパワーダウンしている可能性もある。それがこれだけそこそこ走るのなら・・・もしかしたらと思う。

いつものスーパーについて、いつものノリで買い物をしてしまった。スーパーの買い物カゴ3つ分。しめて14618円。ウチの家族4人分・・・これで5日くらいは持つかな。1週間持つとうれしい。
そんなことより、こんなに荷物乗るかな・・・?

なんとかチョイノリに積載できました。ツーリングネットみたいな網状のラゲッジネットを使えばリアバスケットにもう一つ買い物袋が乗りそうだ。
そうすればフロアの段ボールがなくなり、トートバックだけになるだろう。それのほうが安心して乗ることができる。まー、この状態でも自宅まで問題なく帰宅することができた。
これで家族がNBOX使っているときでも、買い物に行くことができる。
フロアステップのエンジン部の段差がなければ、積載量はもっと増えそうだ。20L灯油タンクが乗るか、今度チェックしてみたい。
まとめ

というわけで、ブルーのチョイノリさんがうちの家族に加わりました。そういえば、オレのバイク遍歴でスズキ車は初めてだ。
オドメーターは6973.8kmからのスタートになります。チョイノリさん、よろしくね。












