
RPMは回毎分Revolution Per Minute あるいは回転毎分 Rotation Per Minute の略で周期的な現象が1分間に何回繰り返されるかを表すものです。
主に回転という現象において使われる単位で、バイクに限らずエンジン、モーター、ハードディスクドライブなどのデジタル関連でも用いられます。
バイクにおいてはエンジンの回転数、つまり1分間にクランクシャフトが何回回るかということを表します。
この回転数が高いほうが高回転、高出力のエンジンの場合が多いです。
しかし、何気なく使われているRPMの数値ですが、ライダーにはふとその値を見て考えてしまう人も多いようです。
例えば400ccバイクで街を6000RPMで走っているとすると、1秒に100回転、つまりピストンは1秒間に100往復、スパークプラグからは100回発火している・・・ということになります。
何て速い動きなんだろう・・本当にそんなに動作しているのだろうか・・・と信じがたい思いに駆られてしまうようです。
現実に、エンジン内ではそれだけの高速な動きが繰り返されているわけです。
いかにオイルや冷却水が重要か、ということを実感します。
また、アメリカンや大排気量のエンジン、シングルエンジンなどはその鼓動や振動を楽しみたいため、回転数が低く抑えられている場合が多いようです。