
バッテリーはバイクに搭載されたいわば蓄電池のことです。
バイクのヘッドライト類やウィンカー、セルスターターなどで使用する電気を蓄えています。
簡単に言えば電池なので、そのまま使っていたら電気がなくなってしまうため、オルタネーターで発電した電気を常に補充しています。
蓄電池(バッテリー)とは2種類のことなった電極と電解液などから構成されています。
その持っている化学的エネルギーを、電気的エネルギーとして取り出すことができ、また逆に外部から電気的エネルギーを与えると、元の形の化学的エネルギーとして蓄えることができる装置です。
蓄えた電気を使っていけば当然残量が無くなってしまいます。
そこで多くのバイクが搭載しているのがオルタネーターという、いわゆる発電機。
これによって走行しながら発電された電気がバッテリーに充電されるのです。
バッテリーは蓄えた電気を全て放出してしまうと、著しく機能が落ちてしまうという性質があります。
一部ではバッテリーレス車もありますし、バッテリーを外して変わりに使用するパーツのバッテリーレス・キットというものも売られています。
基本的にセルでしかスタート出来ないタイプ、電子制御を取り入れているマシン、IC化されたキーなどでなければ、キックを踏み込むことでバッテリーが無くても動くのですが、ヘッドライトやウィンカーの点き具合や信号待ちなどでの安定感に不安があるようです。
バッテリーレスというバッテリー自体がないバイクもあります。主にオフロード車に採用されています。バッテリーがないため、もちろんセルモーターはついていません。