
燃料であるガソリンがキャブレターからあふれ出すことをオーバーフローといいます。
燃料タンクから入り込む微細なサビやゴミなどによりガソリンの通る箇所が詰まったり、長い間バイクに乗らずキャブレター内のガソリンが変質して部品類が壊れてしまう、などが主な原因となります。
キャブレーターのフロートチャンバーの中でガソリンが許容量を超してしまう現象。
主にフロート不良や油面の調整不良の場合が多いのです。
原因は、ガソリンタンクからの細かいサビ、ゴミなどがキャブレーターに入り込みバルブの動作不良につながり、オーバーフローになります。
通常、オーバーフローによってあふれ出たガソリンは専用のパイプにより外へ排出されますが、大量の場合にはキャパ・オーバーとなり対処しきれず、エンジン内に流れ込んでしまうケースもあります。
また、長期間バイクを乗らないことによりキャブレーターの中に残っているガソリンが腐りフロートなどの動作異常によって発生する場合もあります。
キャブレターやガソリンタンクの清掃、長年仕様により劣化したフロートバルブの交換などで解決できることもありますが、エンジン内流入の場合は火災のリスクもあり危険です。
販売店や専門店に相談しましょう。